エアコンのコンプレッサーが焼付いてしまった、いわゆるコンプレッサーロックです。
このようなケースではコンプレッサーだけ交換しても再発します。
なぜなら、エアコンサイクル内を破損した鉄粉がまわっているからです。
その鉄粉がコンデンサーやエキパンを詰らせたり、鉄粉まじりのオイルで再びコンプレッサーが破損したりします。
では、どの様に修理するか?
ディーラー様をはじめとする大抵の工場では、エアコンの関連部品を全て交換するのが一般的です。
これは間違いではありません。
長く愛車を乗りたい場合、部品が生産中止になる前に交換しておけば安心ですから。
しかし、もう少し安価に修理したい場合は、エアコンオイルフラッシングという方法があります。
コンプレッサーは交換必須ですが、その他の部品は内部洗浄して再利用します。
同時に劣化したオイルも排出し、新しいオイルに入れ替えます。
高圧、低圧ライン両方にフィルターを入れ鉄粉も除去します。
洗浄後の配管内はご覧の通りキレイになりました。
スナップオンのパルス洗浄はデュアルプロだけの機能。
エアコンのオイル交換に関してはまたの機会に!
※洗浄で新品の状態にはなりませんのでご留意下さいませ。
Comments